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注意と尊厳
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- Riki "Remicck" Kawai
- @Ricckn
尊厳を傷つけられることは普通の人は辛いことなのでモチベーションに大きく影響され、パフォーマンスも下がってしまうと考えています。
なので人に注意するという行為はとても気をつけないといけないです。
注意の必要性自体は発生しうる
仕事をしているうえで注意することというのはそれなりに発生すると思います。
ただ、注意も段階を踏めるケースがあるのであれば、なるべく数回に分けて行うべきです。
逆に言えば「頭ごなしに注意するな」ということですね、「知っとるがな!今回できなかったんだよ!」みたいな失敗も人間なのでやってしまうでしょう。
例外は危険なケース、死んだら終わりなので。
うっかり
失敗もグラデーションがあるので、その温度感に合わせた注意を行うべきだと考えています。
ちなみに小さな失敗も、何度も繰り返すとその温度感は上がってくるため、大きな注意に発展することも珍しくないです。
尊厳の話
チームの心理的安全性が保たれている場合は、多少のことは全体共有の意味も含めて注意しても良いでしょう。(相手のパーソナリティにもよりますが)
問題は温度感が上がった注意をどのように行うか、です。
これをパブリックな場で行うと、やはり恥を感じるというか、本人としては注意以上に尊厳を傷つけられると考えています。
注意するな、ということではなく、注意の方法を最適にしろ、という話です。
これは注意する立場の人にとっても良い話で、一度二人きりで注意を行い、頭を冷やした状態で全体共有をするというのは感情的にならないための方法論でもあります。
なんのための注意か
わすれないように。
我々はある目的のために注意をしているはずです。
短期的な目標の事もあれば、長期で見た目標でもあるでしょう。
注意する立場の人は、それを明確にした上でマネジメントしないといけないと考えている。そんな話でした。
余談
うっかり失敗とか、わかってたけど失敗するとか、普通にあることだよね?
これはお互いだよね?Aさんが失敗したとき、自分の非が0だって言い切れないケースもあるよね。
心理的安全性の話をするならば自分の非についてはしっかり伝え、コミュニケーションをとるべきだと思う。
これがまったくない人と一緒には働けないなぁという感想。