riki.dev
Published on

LJL FINAL 2023

Authors
  • avatar
    Name
    Riki "Remicck" Kawai
    Twitter
    @Ricckn

LJL FINAL

前回の幕張のときはたまたま予定が合わなかったので行けていないが、それ以外は結構オフラインイベントには参加している。
ヨシモト∞ホールのときはあまり席がなかったので行けなかったけど、品川とか立川とか、他のときも行った気がする。
やっぱし大画面、大音量の会場で見るゲームは家で盛り上がるのとは違い、熱量を体全体で感じることができるためとても体験として良いものだ。

DFMのハラスメント問題

今回のLJLではDFMがハラスメント問題を起こし、ADCのYutaponがTop運用されてサブのMillanがADCをやるという特殊な状況だった。

ハラスメント問題についてはあまり話す必要もなく、問題発覚後の各所の判断は概ね自然なものに鳴ったと思っているためとくに言うつもりはない。
ハラスメントを受けた選手のケア周りや、その他できることをすべて行うと発表したDFMがどこまで力になれるか、また今後のLJL運営上このようなことが他のチームでも起きないように努力していただきたい。

このくらいが観戦者サイドとしての私の意見だ。

SNSについては相変わらず悪意に満ちているなぁという感想しか持っておらず、もう少し冷静になれと思うし、強い言葉を使いすぎる風潮はなんとからないものかとは思ってみていた。

現地について

この回は幕張メッセで開催されたわけだけど、イベントホール(?)だったこともあり同時開催されていたSUMMER SONICとのブッキング的な問題点は何も発生しなくてよかった。
強いて言えば車で行ったわけだけどすごく遠くに止めなくてはいけなくてめんどくさい!!!!くらいの問題のみだろう。

会場内については言いたいことがたくさんある。

まず、物販が(全体的なキャパ的に)厳しすぎるというのがあり、それほど売るつもりもないのかもしれないが微妙なイメージだった。
あとは展示物周りもそれほど充実していないというか、会場的にそんなに場所がない感じでこれも微妙だった。

会場の作り自体は導線的には混んでおらず、基本的に移動はスムーズに行えたし、トイレが混んでいるということもなくてこれは非常に良かった。
※男女比率がかなり改善されたようにも感じていて、そのへんも影響があるかもしれないし、女子トイレがどうだったかはわからない。

暑さ問題

最後に空調の問題。
これが一番言いたいのだけど、暑すぎる。

曰くAriaは冷えピタのようなものをつけていたという話もあるくらい、現地は暑かった。
我々が多少暑いくらいは正直どうでもいいし、ホワイエ的なところに移動すれば涼しかったのでこちらはまぁどうでもいいのだけど、選手のパフォーマンスを最大限出せない大会運営については物申したくなるものだ。

この間、eyesさんとRevolさんがYouTubeに動画を出していて、第1回の大会のときに勝手にウェーブをやってRiotのマネージャーに怒られたという話をしていたけど、今回も怒られて然るべきだと思う。

余談だが、このYouTubeの動画を見てRiotの(LJLだけかな?)大会運営を任されているマネージャーのスタンスとして、最大限大会に注力させるモチベーションがあることがわかって非常に良かった。
これからも良い大会を開催してほしいし、なんならもっと色々イベントやって欲しい。

・・・まぁ箱が少ない現状ある程度しょうがないのかもしれないが。

試合

試合は白熱し、5戦目までもつれ込む熱戦となった。
現地で見ている人からしたらこのクソ暑い中なんとか耐えながら、ただしゲームが始まれば集中してすぐ時間が過ぎてしまうという素晴らしい時間を過ごさせていただいたわけだが、見ていて思うのは「クリエイティブなプレイ」を今回の勝者であるDFMにはよく感じるという点だ。

クリエイティブ

ちょうど良い例として、前座として行われた「ストリーマーマッチ」でのAatroxの活躍を引き合いにさせてもらう。
初期のうちにかなりキルを稼ぐことになり、もちろん細かい良いプレイはあるのだろうが育ちすぎて何をやっても相手を倒せるような状態になっていた。

この状態ではあまりクリエイティブさを感じることができず、言い換えるならば前から全員ぶっ倒していく先方のような、脳筋的なプレイができてしまう。

対して、DFMについてはとっさに思い出せる範囲で以下のようなプレイが印象的だ

  • YutaponのRumbleのUltの打ち方、場所
  • Harpのイニシエーション、Hookの使い方
  • チーム全体としてのイニシエーションまでの流れ

確かに今回惜しくも2位となってしまったSHGは2勝をもぎ取っていて素晴らしいチームだと思う。
しかしクリエイティブさという意味で、DFMが上回っていると感じるケースがいまだに多いし、これは他のLJLチームにもないように感じる。

レベルは違うが、個人的に今一番クリエイティブに感じているLoLのプロプレイヤーはT1のKeriaで、彼のプレイは見ていてとても楽しいというか、ワクワクさせる。

優勝と、Worldsへの不安

そして優勝したということはWorldsに参加するということだ。
しかし上でも書いたように今回急造のTop apaMenという布陣になってしまうことは単純に不安だ。

YutaponにはADCをやってもらいたいし、TopはTopで勝ってほしい。
もしかするとSHGがしっかりDFMを倒してくれたほうがチーム自体に対する不安は小さかったかもしれない。

ともかく、LJLにはWorldsでしっかり勝ってほしいし、頑張ってもらいたい。

最後に

今年のLJLたいへん楽しませてもらった、また秋のWorldsと、来季のLJL(そしてその移籍市場)に注視したい。

楽しかった!!!!!