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知識にアクセスするためのマインドセット
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- Riki "Remicck" Kawai
- @Ricckn
ChatGPTやGoogle検索、皆さんは使っていますか??
最近になってAIという新しい知識にアクセスするためのチャネルが増えたことにより、より簡単に(?)情報にアクセスすることが可能になりました。
25年前からインターネットが普及し始め、それでも変わらない「知らない知識へアクセスするためのマインドセット」をまとめておこうとおもいます。
ツールの使い方は第2ステップ
大前提として、「知らない知識」へアクセスする必要があるということを自覚する必要があります。
タイトルに「第2ステップ」と書きましたが、この「知らない知識かどうか」を正しく認識する部分が第1ステップです。
では、なぜツールの使い方が第2ステップなのか。
経験則で申し訳ないのですが、多くの人は「そもそも検索をしていない」です。
たとえばExcelでやりたいことがあったとします。
しかし自分にはその知識がない、という状況のときに、多くの人は「他人に聞く」か「諦める」という行動を取ると思っています。
このフェーズの人たちにとって、Google検索のやり方を教えたり、ChatGPTの使い方を教えることは本質的には重要ではありません(もちろん、ChatGPTであればより適当な指示に対して返事を書いてくれますが)
彼らに必要なのは「知らない」ということを正しく認識し、その知らない情報を知ろうとするマインドセットだと考えています。
「知れそうだ」と感じるまでの道のり
「知らないこと」を知ろうとするとき、まずこの知らないものにはかなり粒度に開きがあると思っています。
- ある学問を体系定期に知りたい
- 特定の分野について、あるていど体系定期に知りたい
- あるタスクレベルで解決方法が直接的に知りたい
このような粒度の差です。
ただし、検索初学者(そんな言葉があるかはわからない)の場合、すべての場合に共通して「検索すればヒットするかも」という考えが自体が不足しています。
まず覚えるべきは「お前が悩んでるレベルのことは、多くの場合過去別の人が悩んでいて、かつ優しい人がまとめてくれている」という事実です。
これを知ることで、検索しようというモチベーションに早々にたどり着けるでしょう
知らないことを知らない
次のハードルは「何がわからないかわからない」という現象です。
結局のところ、検索ワードが思いつかないわけです。
ChatGPT登場後、かなり自然言語に近い検索方法で物事を検索することができるようになりました。
しかしGoogle自体もこの分野には力を入れていて、自然言語で検索してもそれっぽい検索結果を返してくれます。
実際の例として、「エクセルでVLOOKUPの使い方がわからないんだけど教えてくれない?」という質問があったとき、Googleにそのままぶち込むとこうなります。
エクセルでVLOOKUPの使い方がわからないんだけど教えてくれない? - Google 検索
つまりこのメッセージを人に伝えること自体が間違っていて、黙ってGoogleに壁打ちすべきという話です。
いえ、ただわかります。
結局のところ文章を読む能力がないとこの検索結果も処理できないことが多いでしょう。
ここではYouTubeを見てください、文章よりも遥かにわかりやすいです。
あなたの目的は「VLOOKUPを使って何かをしたい」であって、「AさんにVLOOKUPを教えてもらいたい」ではないはずです・・・、多分。
これら全般が「マインドセットである」という理由です
失礼な人が多すぎる
昨今はChatGPTのお陰でこの辺がかなりユーザーフレンドリーになったイメージがあります。
少なくともこれまで検索をバリバリに使っていた人達からすると、新しい選択肢が増えて知れることが多くなったでしょう。
ただ、このような技術革新があったとしても、ユーザー側が他人に聞いている状態である場合なにも改善がされていません。
あなたは同僚や部下に何かしらの質問を投げるとき、文言を変える必要がないので黙ってChatGPT、またはGoogleにその文言をコピペしてください。
そしてこれまで大変失礼な行為を繰り返していたということを認識してもらいたいものです。
・・・テンションが上ってしまったし文章の方向性が変わってしまった気がする。
まとめ
- 他人に聞かず、その文言をそのままChatGPTやGoogleにぶち込め
- それでもわからないときに他人に聞け
- ただし、他人の時間をアドホックかつ同期的に奪っているという自覚を持て
書きたかったことはこんなところです。