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御社の潤滑油(笑)

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    Riki "Remicck" Kawai
    Twitter
    @Ricckn

会社の潤滑油

私は、会社の潤滑油のような存在としてチームに貢献することを目指しています。
潤滑油が機械のスムーズな運転を支えるように、私はチーム内外のコミュニケーションを円滑にし、業務の効率化を図る役割を担います。

まず、私は積極的にコミュニケーションを図り、チームメンバーのニーズや課題を理解するよう努めます。
そして、情報の伝達や調整を迅速かつ的確に行い、プロジェクトがスムーズに進行するようサポートします。

また、問題解決能力にも自信があります。
問題が発生した際には冷静に対処し、根本原因を見極めて迅速に対応策を講じることで、チームのストレスを最小限に抑えます。
加えて、プロアクティブに改善策を提案し、業務プロセスの効率化を進めることにも力を入れます。

これまでの経験から、多様なバックグラウンドを持つ人々との協力の大切さを学びました。
そのため、異なる視点や意見を尊重し、チーム全体の意欲と創造力を引き出す環境作りに貢献します。

このように、私は会社の潤滑油として、チームが円滑に動き、最大限の成果を上げられるようサポートすることをお約束します。

ありがちなフレーズで揶揄されることもある表現だとは思いますが、実績が伴うとかなり重要なポジションであることには間違いありません。
潤滑油の的なことをしている人は、適切なアピールができれば評価につながると思っています。

潤滑油の定義

企業活動において、「潤滑油」と表現される業務は何があるかをまず考えたいと思います。

企業の業務フローは大小あれどある程度部署単位やチーム単位で決まっているケースが多いです。
が、よほど効率化されていない限り

  1. 部署間の業務フローで漏れたもの
  2. ある人のタスク内で第三者が介入するケースがあるもの

この範囲で人との折衝や、「タスク(業務フロー)の谷」のようなものがあるケースがほとんどでしょう。

この隙間を埋める行為が潤滑油的な業務だと考えています。

かれこれ数年ほどはPM + PdM + プログラマーのようなポジションで仕事をし続けているのですが、とくにマネジメントが重要なポジションだとこの潤滑油的な行動が重要になります。

これは高校時代に委員会活動をしているときから、このような合間に気がつく経験が多く、その結果自分で作業をしたり、他の人に振ったりするポジションに居たように思います。

潤滑油だけではダメな理由

潤滑油だけでは結局その「タスクの谷」の部分を個人に依存する結果になります。

昨今、DXと叫ばれている改善の多くは、このタスクの谷をなくしてシームレスに他社を繋ぐことをデジタルの力で効率化することと私は理解していて、それはすべてがデジタルで代替可能であるわけではありません。

結局のところ(現在の業務が最適か、という議論は別にあるとして)業務の谷の部分を、業務フローに組み込むところまでが「潤滑油人材(笑)」のタスクであるべきだと思っています。

まとめ

ちょっとした声かけレベルでも実は良いこの作業ですが、基本的に喜ばしいことです。
経営者が考えるべきは、このような「気づく+伝える」人を適切に評価し、給与に反映させることだと思っています。